日常のこと


by a7617

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馬篭の文士村

大森駅前の天祖神社へと、続く階段を上り踊り場の脇に「馬込文士村の住人」と題した銅版のレリーフがある。
私が知っている作家は尾崎士郎、宇野千代、川端康成、荻原朔太郎らで、かってこの地で暮らした四十二人の顔が浮き彫りになっていて此の顔は誰かなと見ると面白い。

その文士村を散策していたとき外人(フランス人)に「三島の家はどこか」と聞かれた。
判らないと言うとどこかに去って行ったがしばらくするとその外人が「三島の家が判った」と我々に
教えに来た。
この外人はフランスからわざわざこの三島由紀夫の家を見に来たと言う、全くびっくりした。

興味を持って「三島由紀夫」の家を見に行ってきた。

馬込には戦後も多くの作家が住んだが、その一人が「三島由紀夫」である。
ビクトリア王朝風の邸宅であった。
表札は「三島由紀夫」となっており、フェンス越しにかろうじて大理石らしいアポロ像が見えた。
私は若い時三島の小説が好きでずいぶん読みました。特に人間の輪廻転生を描いた四部作
「豊饒の海」に感銘を受けたが、文章の綺麗なことは他の作家にはないと思う。
真偽は定かではないが生きていれば「川端康成」をおいてノーベル文学賞を取ったと言われている。

1970年(昭和45年)11月25日午前10時過ぎ、三島はこの自宅で「新潮」の編集者に渡す
「豊饒の海」四部作最後の原稿140枚を手伝いの女性に託して、「盾の会」のメンバー4人と車に乗り込み陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地に向かった・・・・・そこで割腹自殺を遂げた。



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この表札とは別に「平岡」という表札もありました。
「平岡公威」とは三島由紀夫さんの本名。
馬篭の文士村_d0031171_824461.jpg



馬篭の文士村_d0031171_825294.jpg



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by a7617 | 2011-06-23 13:14