日常のこと


by a7617

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人を責めない、自分も責めない

人を責めない、自分も責めない

恋人や友人また夫婦の間、さらに師弟関係などで、年々「好意と敬意の念」が深まっていくというのが、理想だと思うのですが、なかなかそうはならないみたいで……。

出会ったころは「求めていたのは、この人」と夢中になっているので、
気にならなかったことが、つき合うにつれて、だんだんと相手の「人間らしい面」
が目につくようになり「ちょっと違うなあ」と醒めてくる。
そして、やがては疎遠になっていく。

そんなとき、「あんな人とは思わなかった」とか「あの人は、変な方向に行ってしまった」
というようなセリフを吐いたことはないですか?
その人への「思い入れ」が強いほど「落胆」も大きいですよね。
しかし、これも考えてみると、おかしな話かも知れません。
その人は、ずっとその人なりの生き方をしてきたし、あなたと出会った後も、
変っていないのかもしれません。
相手が、自分の価値観やイメージと合わなくなってきたからといって、その人のことを悪く言ったり責めたりするのは自分もつらくはありませんか。
このように、苛立ったり、腹が立ったりするのは、相手に問題があるように見えますが、実はあなたが原因の作った場合が多いのではありませんか。

でもね、そんな自分も責めないでね。
だれしも皆同じ道を歩んでいるのですから。
上の話と食い違うかもしれませんが人の心は、刻々と変化していくものです。
「諸行は無常なり」と思い定めましょうと、は言っても好きな人の心変わりは切ないすね。
割り切れないところに人の悲しさがありますね。




写真説明、本文とは関係ありません。

明治大学の博物館で見た本物の「御用提灯」です。
よく時代劇で見る御用提灯は「御用」の文字が正面に書いてありますが
あれは間違いで、本当はこの様に側面に書いてあったそうです。
正面には奉行所の名前が書いてあったそうです。
また一つ利口になった。

人を責めない、自分も責めない_d0031171_11253684.jpg

by a7617 | 2010-03-06 11:22