日常のこと


by a7617

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真鶴巨木観察 1/3

川崎市民アカデミー みどり学Ⅰ屋外学習 で真鶴の巨木を見てきました。
3回の分けて貼ります。

同行した先生のお話の受け売り。

その昔、溶岩地で萱原だった真鶴半島先端部に木々が植えられたのは江戸時代のこと。
度重なる大火により、幕府は火災後江戸城とのまちの復興のためには、
材木資材の確保が必要であると政策判断し、小田原藩に命じ
真鶴半島に15万本の松苗を植林しました。
 
当時植えられた木々が成長を続け、林をつくり、
今では樹齢200~400年と言われるマツ、クスノキ、スダジイなど
の巨木が生い茂る森となり、近隣でも貴重な自然環境は、
昭和35年に神奈川県より県立自然公園の指定を受け、
そのうち約35ヘクタールは「魚つき保安林」として手厚く保護されています。


と言う事を頭に入て訪問すると先人が残してくれたこの森が、「いとおしく」成りませんか。



聞き間違いかもしれませんが、
先生が乗車場所の溝口で採取した「ツヅラフジ」。

真鶴巨木観察 1/3_d0031171_7405436.jpg



同じくヤマイモ。
自然薯、など面白いお話を聞きましたが省略します。

真鶴巨木観察 1/3_d0031171_7441531.jpg




真鶴に向かう途中、休憩で寄った平塚のサービスエリアで見た花。
「カガリビ」と書いてあったが、カガリビはシクラメンの和名です。
本当の名前は判りません。

真鶴巨木観察 1/3_d0031171_7443488.jpg




此処が森のある燈明山への登り口。
最近の研究では、科学的な効能としては樹木が発散する
フィトンチッドと呼ばれる物質が作用していると発表されています。

またこの森は「パワースポット」としても知られるようになりました。
今日の参加者は元気が出るかもしれないね。

真鶴巨木観察 1/3_d0031171_7495318.jpg




すぐに楠の巨木が出てきます。

真鶴巨木観察 1/3_d0031171_7504557.jpg




森の雰囲気がわかっていただけると嬉しいのですが。

真鶴巨木観察 1/3_d0031171_7531817.jpg




木ばかりではなく花も出てきました。
ヤブランに似ている「キチジョウソウ」。
家に植えておいて花が咲くと縁起がよいといわれるので、吉祥草の名がある

真鶴巨木観察 1/3_d0031171_7534376.jpg




この森は「魚付保安林」で保護されています。

「魚つき保安林」とは、森林が魚を集めることから、そのように呼ばれ、
木々が海面に影を落とし魚の隠れ家をつくる、
木々の枝から海面落ちる虫を求めて魚が集まる、地中から染み出た栄養豊富で
温度が一定である地下水にプランクトンが集まり、それを求めて魚が集まるなど、
諸説唱えられていますが、科学的には断定的な答えは見出せていないのが実際です。

このように科学のメカニズムでも解明しきれない神秘の森は
魚を集める森として、真鶴の人々から「お林」と呼ばれ、大切に守られてきました。
こういう森が海の栄養の元になるという、考え方は日本の各所で見られます。

真鶴巨木観察 1/3_d0031171_7555183.jpg




この足元の腐葉土から出る栄養素が海に流れて、最終的に魚が寄ってくる。
なぜかうれしくなりませんか。

真鶴巨木観察 1/3_d0031171_7594019.jpg




こんな巨木がぞろぞろ出てきます。
くどいですが先人に感謝ですね。

真鶴巨木観察 1/3_d0031171_844113.jpg



真鶴巨木観察 1/3_d0031171_865952.jpg



この森で一番大きな木、楠です。
幹周りが6mあると聞きました。

真鶴巨木観察 1/3_d0031171_883077.jpg

by a7617 | 2014-10-25 07:51