日常のこと


by a7617

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かわさき学 まち歩き  1/2

今回の「川崎学」 まち歩き テーマは 
かわさきを縦断する府中街道に視点あてて、沿道の歴史を問う。

二回にわけて貼ります。

画像は6月4日(水曜日)のものです。



今回の出発点はJR 南武線 鹿島田駅からです。

この写真には映っていませんが今日も受講生の皆様「ワイワイ、ガヤガヤ」と
楽しそうでした。

かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_4454776.jpg




旧二カ領用水 町田掘は緑道に 大師掘は復元水路になっています。
昔、此処に灌漑用の水路があったとはとても思えませんね。

大師堀は、幸区や大師河原一帯の水田を潤していた。
大師堀に入った水は、ほとんど暗渠で地上の水路も姿を消したが、
ミニ水路を復元し遊歩道となっている。
この水路は、下平間小学校のグラウンドに入り、終わりとなる。


かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_4524751.jpg





二カ領用水大師掘、町田掘の分岐点にある立派な説明版の一部です。
二カ領用水が川崎市内を血管のように通っていたのがわかります。

私は、いまの川崎区南部の「渡田地区」迄用水が通じていたのには驚きました。
こういう説明版は汚れていて見にくいものが多いのですが、これはとてもきれいで
読みやすく、理解が深まりました。

今日の案内役の、地域史研究家「関崎 益男」先生のお話によれば、幸区はこういう
歴史遺産の保存整備には力を入れているということです。

かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_5724.jpg




川崎初の工業用水取り入れ場所です。
1032年(大正12年)の関東大震災を機に、多数の工場が川崎に進出し、南部の臨海地区は
工場地帯に変わった。
昭和初期各工業は地下水をくみ上げ工業用水として使用したが、さまざまな問題が出た。
そこで工業用水対策に乗り出した川崎市が、日量八万一千立方メートル公営水道施設を作ることになり
1936年(昭和11年)に着手、三年後に平間の浄水場が完成した。

この場所から二カ領用水の余剰水一日二万七千立方メートルほどが工業用水道の水源に充てられた。
いわばこの時期から川崎の産業が農業から工業に転換したという考え方もできる
貴重な産業遺産でしょう。

かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_5161834.jpg




二カ領用水 大師河原世水と町田用水の分流点跡。
右側が町田用水、左側が大師河原用水。
大師掘は暗渠となるがやや先から掘り幅を縮めたミニ水路に復元され
遊歩道になっています。

かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_6544128.jpg




大師掘、復元水路です。
綺麗に整備されています。

かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_7225334.jpg



川崎市水道局平間配水所。
かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_704241.jpg




平間浄水場の調圧水槽。
1954年(昭和29年)に完成1979年(昭和54年)まで使われました。
今は上水道からの補てん水八万立方メートルを工業用水向けに加工しているだけです。
役割は小さくなりましたが工都川崎を支えてきた水の歴史を今に伝えてくれる
貴重な産業遺産である。

かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_7164577.jpg





平間配水所脇の緑道を歩いていましたら、紫陽花が咲いていました。
五月があっという間に過ぎて、もう梅雨の時期になりましたね。

かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_7181257.jpg





県立川崎工科高校付近の道路ですが、この付近の道路は湾曲しています。
私たちには何のヘンテツもない様に見えましが、先生のお話によれば
このカーブは多摩川の流れのあとだそうです。
この付近を多摩川が流れていたとはとても信じられませんね。

かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_7235547.jpg




綺麗なランタナです。

かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_728875.jpg




二カ領用水川崎掘 2014年4月下旬に青山勝二さんが
市ノ坪苅宿小学校付近で採取したカマカツ。

写真はHPから。

清流に住む魚がいたとは驚きですね、うれしいことです。

かわさき学 まち歩き  1/2_d0031171_748344.png

by a7617 | 2014-06-06 04:53