日常のこと


by a7617

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晴天の迷いくじら  窪 美澄 著

仕事の重圧と失恋で心療内科の薬が手放せない青年、倒産したデザイン会社の孤独な、故郷に重い過去を残してきた女社長、親の過干渉に苦しみリストカットを繰り返す引きこもりの少女。
魂が壊れた三人が死のうと思って、転がるように行き着いた海辺の村で、彼らがようやく見つけたものは? それが「晴天の迷いくじら」でした。
彼ら3人が癒されていく終盤に救われました。
親子や男女の間に横たわる深い溝とそれから生まれてくる悩みと不安。
最終章に主人公が、やっと気づいた、ただ「死ぬなよ」って、それだけ言えばよかったんだ――と。
辛い時に生きる希望が湧いてくる物語です。

272ページ
「こんなことあんたに行っても言い訳にしかならないけれど自分もまだ子供だったんだ」
「生まれてきた赤ちゃんにそんな事、関係ないじゃないですか」そういう正子の息があらい。
目が慣れてきて正子の肩が上下しているのが見える。
「親にこんな事情があるから理解しろなんて、子供には無理です、
子供は優しくされたくて生まれてくるんじゃないですか。
理解するのは長く生きている大人の方じゃないですか。


晴天の迷いくじら  窪 美澄 著_d0031171_11492944.jpg

by a7617 | 2013-04-17 11:29