日常のこと


by a7617

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世界遺産     

文化遺産、世界遺産と言う事はよく言われる。
私も最近平泉中尊寺の金色堂を見てきました。

この中尊寺の金色堂は世界遺産に最近登録されました。
初めて金色堂を見て身震いが出るような美しさを感じました。
また以前に見学した台北の「故宮博物院」にある数々の素晴らしい美術品。
確かに素晴らしい文化遺産だと思います。
しかし、これらの物を作るのにいったいどれほどの労力と、富がつぎ込まれたのでしょうか。

此処で考えてみたいのは、そもそも文化遺産、歴史的遺産とは何のためにどのようにして生み出されて物でしょうか。
権力者、支配者は自らを神と同じ位置まで引き上げまつり上げられたいとのぞんだのです。
また権力者は国の内外に国威を発揚するために巨大で壮麗な建築物を必要としたのでしょう。
金色堂も、奈良の大仏も、姫路城も、寺社、その他の芸術品も美しい物をこの世に作り出そうと文化的な意図から作り出されて物ではありません。
壮大華麗な建築物は、支配の象徴として、その権力の誇示を他国や民衆に見せつけるために作られた
ものです。
あの金色堂が完成するために、天文学的な富が必要だったでしょう。
貧しい民衆の血のにじむような金が吸い上げられ、またきびしい労働力が提供された事でしょう。
あの壮麗な建築物、を作るためにどれほど多くの悲劇と、どれほど多くの死があの陰にあったはずです。
だからと言って、イワユル文化遺産にケチをつけるつもりは毛頭ありません。
結果として残されて美術品や文化遺産は今になれば、実にすばらしい美術工芸品で日本の誇りであると思います。


ドウダンつつじ

世界遺産     _d0031171_19464576.jpg

by a7617 | 2011-11-24 17:44