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人間にとって顔とは何だろう。

読売新聞にに出ていました。
とても感動しましたので全文掲載します

石井さんのブログここにあります。

NPO法人「ユニークフェイス」を設立した石井政之さん(44)はずっと考えてきた。
自分の顔の右半分には生まれつき、赤い絵の具を塗ったように大きなアザがある。
単純性血管腫という病気だ。
蔑視、差別、冷笑。面と向かって「気持ち悪い」と言われることもあったし、
前世のたたりと言う人もいた。
自分は異形の者だ。だが、そもそもアザとは何だろう。
それがない人は幸福であると不幸なのか。
考え続けた石井さんはフリーライターとなり、同じ境遇の人々を取材して回る。
1999年に「顔面漂流記」(かもがわ出版)を上梓。
この年には「ユニークフェイス」も設立し、今まで声を上げることのなかった仲間が続々と集った。
団体では会員の相談に乗ったり、啓発映画の制作に取り組んだり。
一時会員は300人を超えたが、やがて行き詰まる。
運営を巡り幹部の意見が対立し、会員も減るばかり。
そんな頃、出会ったのが後に妻となる容子さん(30)。
「僕にはアザがあるけど:・」。そう水を向けると、「それが何なの? あなたが思うほど周りは気にしてないわ」と彼女は言う。
アザのことで、本気でしかってくれたのは彼女が初めてだった。
少し人生の風向きが変わってきた。

若い頃の石井政之さん(44)は一生結婚しないつもりだった。
1999年、顔のアザに悩む仲間が集う団休「ユニークフェイス」を設立すると、
「僕はこの活動にわが身をささげる。だから独身でいい」と思い詰めた。
が、転機は2004年に訪れる。
佐賀県内の短大に特別講師として招かれ、そこで教員をしていた容子さん(30)と知り合った。
メール交換がやがて交際に発展。2か月に1度、互いに東京と佐賀を行き来した。
なかなかプロポーズの言葉が口にできない。
収入は不安定で顔にアザが有り性格は卑屈。
こんな自分に嫁いでくれるはずはないと、自信が持てなかったからだ。
「容子と結婚しなかったら、僕は一生独身だろう」。
ある時、探りを入れるようにロにした。
この煮え切らない言い方を何度か続けていたところ、
彼女は業を煮やしたのか、ズバッと直球を投げてきた。
「あなた、いったいどうしたいの?」この後、彼女の両親に会いに行き、娘さんを下さいと告げた。
アザについて、彼女の心中は「大きなホクロみたいなもの、私にだってあるし」
程度のものだったらしい。
昨年6月に結婚。
その約1か月後、容子さんが弾んだ声で言った。「私たちの、赤ちゃんができたみたいなの」
「僕はあまりにも卑屈だった」と、石井政之さん(44)は少年の頃を振り返る。
口調には自省がにじむ。
育ったのは名古屋市。保育園から小学校にかけては、みんなから「キカイダー」と呼ばれた。
休の半分が赤、半分が青の子供向けテレビ番組の主人公だ。ヒーローの名で呼ばれても、
幼い心はいたく傷ついた。
中学に入ると、「バカにされたくない」と猛勉強。
成績は上位でも不良グループと付き合い、弱そうな級友をからかったりした。
自分を強く見せようと必死だった。工業高校へ進学したのは、
普通科と言う名称に抵抗を覚えたからだ。
どうせ自分は‥普通じゃないのだからと、顔の大きなアザに翻弄された10代。
大学を出た後、フリーライターになったのは同じ境遇の人の取材をしたかったからだ。
今から思えば、自分を慰めるという動機が強かった心もしれない。
今年2月、「おぎゃー」という元気な声を聞いた。
妻容子さん(30)との間に、男の子の赤ちゃんが生まれたのだ。
顔にアザがないかと、ふと気になったが、そんなことはもうどうでもいい。
「明るくまっすぐに育って」との願いから、陽(あきら)と名付けた。
屈託の多い人生はいけない。
パパはそれを乗り越えるのに、ずいぶん時間がかかったから。
歯磨きをするとき、髪を整えるとき。NPO法人「ユニークフェイス」の代表、石井政之さん(44)
=写真下=は鏡を見た時、自分は変わったなあと患う。
以前は顔の半分を覆うアザに、怨念をぶつけるばかり。
「お前はなぜ僕をいじめる? 人生を台無しにしないでくれ」がその繰り返しだった。
しかし昨年に容子さん(30)と結婚。
さらに長男顧君が生まれてからは人生の景色が一変する。「前を向いて生きていこう。
アザに振り回されてはいけないと思うようになった。
コンプレックスにさいなまれる心こそ、自分を幸せから遠ざけるものの正休とわかったからだ。
アザヘの憎しみはどこかに消え去った。
休眠状態のユニークフェイスの活動も、再開したいと思い始めた。
暗く長いトンネルを抜け出した今なら、上手に団体を率いていけそうだから――
新年がとても楽しみ。
by a7617 | 2011-05-06 20:21