日常のこと


by a7617

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本 「男はたいへん」を読んで

本 「男はたいへん」を読んで
    佐藤愛子 著

普段読む本とは違う意味で面白い本を読んだ。
こういう本を読むと、やはり男より女のほうが「ウワテ」だと思わずに
居られない。
男同士が居酒屋で女の悪口を言い合う。
「女はいつも自分を正しいと思いたい。失敗を人のせいにするんですな」
「家に居ると頭を使うことって大してありませんからね、いろんなことを
良く覚えているのですよ」
さらに
「誰かの詩に女は港だ、と謳っているのが居るのがありました。
航海から帰ってきた船を静かに迎え抱きかかえ憩わせる港である、とね」
「しかし其れは所詮、男の夢でしかありませな。女は港なんかじゃない。
いくつもの表情を持つ海ですよ。突如として荒れ狂う海、不気味さを秘めて
うねる海。凪いでいるからといって決して安心できないのです・・・・
そして、又朗らかに波立っていれば入るで、又その波音がうるさい」

そして、
「ああ、女は怖い!まったく怖い!可愛げのある女は重たいし、役に立つのは
可愛げがないし、頭の切れるのはイジワルだし、イジワルでないのは人の気持ちは
分からないし・・・・・」など、勝手なことを言って嘆いている。
其れを聞いて、「ああ、男も男なりに大変なんだな」と作者。
「皆にすかれる」ということと「一人の男に好かれる」ということは違うのだなぁ
だからこの世は難しいんだ、と思いつつ・・
佐藤愛子さんが言う。
女同士での話し
「頭のいいのは甲斐性がないし」
「マジメなのは面白みがないし」
「親孝行者は女房不幸だし」
すると美加子さんが
「浮気をしないのはアッチが下手だし」
「甲斐性のあるのは浮気者だし」
私は何もしゃべらず
「男もたいへんだなぁ」こっそりつぶやいた。
あー面白かった。


本 「男はたいへん」を読んで_d0031171_17491051.jpg

by a7617 | 2009-10-11 17:43